東京大学発のスタートアップ企業。
宇宙物理学の研究が医療を、社会を、世界を変える。
宇宙物理学を研究する東大の研究室から始まった東京大学のスタートアップベンチャー企業さまより製品紹介パンフレット制作のご依頼をいただきました。
ブラックホールの研究から、人工衛星に搭載するセンサーの開発・・・と、一見すると難しそうな内容ですが、尖ったプロダクトには見せどころや特徴がはっきりしています。ツールの役割はそれをきちんと表現しわかりやすく展開してあげることです。
その上で、製品の革新性や企業のビジョンなど、これから世界を変えるであろう技術への期待感をブランドとしてしっかり表現しています。
表面
![](https://see-saw.design/wp-content/uploads/2023/06/pamp_imagine-x_1.jpg)
誌面はA4用紙を3枚並べた巻三折の6p仕様。
ワイドに使うのも良いですが、今回はコンテンツを1pずつ綺麗にレイアウトして見やすいデザインにしています。
実験用マウスのイメージング技術を紹介するサービス紹介パンフレットですので、サービスの特徴が伝わるビジュアルを表紙に配置しました。
中扉はビジョン、ミッションなどのメッセージ配置、裏表紙は会社概要と、6pでまとめる際の基本的な形を取りました。
中面
![](https://see-saw.design/wp-content/uploads/2023/06/pamp_imagine-x_2.jpg)
中面はサービスの具体的な特徴を製品画像と共に説明するページにしています。
本体基盤の画像をイメージ的に使い印象的なデザインにしつつ、きちんと説明するところとバランスを取ってメリハリを付けています。
背景にモチーフを入れてこちらも単調になりすぎないようにしています。
余計な要素を省いたシンプルさと、ユーザーが興味を持って読み進められるメリハリのバランス感は、さまざまなデザインを行なってきたデザイナーの経験値とセンスが活きるところです。